2013年7月13日土曜日

【突発性難聴】とは


【突発性難聴】は、原因が不明とされていることから、必ずしも単一の疾患とは限らないとされています。
厚生労働省の特定疾患に指定されている難病が【突発性難聴】になりますが、医療費の助成はありません。
つまり、最初に【突発性難聴】と診断された場合であっても、原因が判明した後は、診断名が変わることがあります。
原因がわかるものは【突発性難聴】ではなく、明らかに突発的な難聴であっても、原因にしたがって診断名をつけることになります。

【突発性難聴】は、本当に突発的な病で、患者は難聴になった瞬間がしっかり確認できる突発的な病です。
よく起きるのが、朝、起きた時などで、起きた瞬間に【突発性難聴】になっていたということがよくあります。
また、出かける前にはなんともなかったのに、帰宅したらいきなり、【突発性難聴】になっていたというケースも珍しくありません。
つまり、【突発性難聴】は、特定疾患治療研究事業対象の疾患ではなく、ある日突然、何の前触れもなく、耳が聴こえなくなります。
また、【突発性難聴】の特徴としては、随伴症状として、耳鳴りや耳閉憾を伴うことが多いことにあります。
そして、中には、【突発性難聴】を発症した瞬間、強いめまいを感じることもあり、そのめまいは1回だけというのが特徴です。
強いめまいが1回というのが【突発性難聴】の特徴なので、繰り返しめまいを感じたら、ほかの疾患と考えられます。
基本的に、ある程度の時間経過によって、少しずつ難聴が進んだようなケースは、【突発性難聴】とは言いません。
恐ろしい病気が【突発性難聴】であり、しかも原因や病態は未だ不明と言われるので、この病にかかると、中々回復が難しい現状にあります。
【突発性難聴】は、聴力が低下した瞬間をしっかり自覚できるほどの即時的なもので、TVを見ていたら突然音が聞き取れなくなることがあります。

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