2011年12月9日金曜日

【グレープシードオイル】は酸化しにくい油

【グレープシードオイル】は酸化しない油だとか、酸化しにくい油だとかとよく言われるじゃないですか。
でも、【グレープシードオイル】はその6割から7割がリノール酸なんですよね。
もし、それが本当なら、強い抗酸化作用を持っている訳ですから、【グレープシードオイル】はとても体にいい油だという事になります。
でも、だからこそ、他の油類のように酸化しないのが不思議なのです。
やっぱり【グレープシードオイル】だって、所詮はサラダ油なんかと同じ植物油。
そこで、【グレープシードオイル】の成分表を改めて調べたところ、あららビックリ。
65対18では話にならないと思われるかも知れませんが、これは【グレープシードオイル】が所属する植物性食用油界では、中々目を見はる数字です。

【グレープシードオイル】と一口に言っても、当然ですが、ピンからキリまである訳です。
しかし、一応そこそこ売れ筋になっている【グレープシードオイル】を見てみると、大体その65パーセント前後をリノール酸が占めています。
けれど、その一方で、酸化を抑制する高価の高いオレイン酸も18パーセント程度含まれている事が判明しました。
勿論強い抗酸化作用も持っていますから、そのお陰で【グレープシードオイル】は無添加食品を謳っていられるんですね。
リノール酸も多いけど、オレイン酸も多くて、どうやらこの含有バランスに、私の疑問を解く鍵の一つがありそうでした。
でも、これじゃあ【グレープシードオイル】がオレイン酸を豊富に含んでいても意味ないですよねぇ。
それだけでも、十分【グレープシードオイル】は体にいい油という事にはなるでしょう。
それなりに時間がたてば酸化もするし、特別体にいいオイルという訳がないんじゃないでしょうか。

【グレープシードオイル】はやっぱり酸化するんだぁっと思った私は、ちょっとガッカリしていました。
それにポリフェノールも結構含まれていて、そうか、これが【グレープシードオイル】が酸化しにくい油だとか、体にいい油だとかと言われる所以なんだと気が付きました。
すると、なんとビタミンEの含有量が他の油に比べて極めて高い。
特にビタミンEは日頃の食生活からは取り込みにくい栄養素ですが、血行を良くする作用を多分に含んでいます。
となると、油だから過剰摂取は気を付けないといけないにしても、日々の生活に取り入れてみる価値は十二分にあるのではないでしょうか。

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