2012年10月4日木曜日

熱乾燥処理による【ツメダニ】対策


【ツメダニ】対策だと言って、今日も元気にベランダで布団をはたくお母様。
ただし、家中の畳やカーペット、それに布団までを全て一度に熱乾燥処理をするのは非常に大掛かりな話です。
なので、こうした対象物を専用の熱乾燥処理車に移し、そこで熱乾燥処理をするという方法です。
ただ、いくら駆除しても、そのまま取り込んで押し入れなどに片付けたのでは、お亡くなりになったダニちゃんたちはくっついたままです。

【ツメダニ】対策に市販のダニ用殺虫剤が効かないというのは、ちょっと意外に思われるかも知れませんね。
しかも、アースなどのダニ用の殺虫剤は、【ツメダニ】については殆ど効果がないと言われています。
そのため、やはり普段から室内の湿度や換気には十分気を付ける事と、こまめな掃除は必要不可欠になるのであります。
まずは餌となる他のダニの繁殖を抑え、【ツメダニ】自身が嫌うカラリとした環境を作る事、これが最良の対策と言える訳ですよ。
これはアースなどの殺虫剤を焚いた後にも言える事で、駆除後は、必ず掃除機で吸引する事がとても大事なんですね。
つまり、その持続性はまあ大体3ヶ月が目安という事なんですよね。
ただ、【ツメダニ】というのは、気温25度以上、湿度60パーセント以上の環境で活発に繁殖する生物です。
言わせてもらっちゃ悪いんですけど、ただ単に布団を干してはたくだけでは、大した【ツメダニ】駆除にはなってないんですよ。
それに、熱乾燥処理による【ツメダニ】対策は、一度すれば永久保証というものではなく、大抵の業者が謳っているのは3ヶ月保証です。
でも、実際には、【ツメダニ】だけに限らず、特に和室でのダニ退治用薬剤の使用は、残念ながら思ったほどの効果は出ないようです。
従って、最も危険とされる梅雨入り前位に一度熱乾燥処理をすれば、夏の間は比較的安心という事にはなると思われます。
普通【ツメダニ】は、畳やカーペット、あるいは布団などに最も多く住み着いています。

【ツメダニ】対策に最も効果のあると言われる熱乾燥処理とはどういうものなのでしょうか。
一方、家の中では、普段畳やカーペットの下敷きになっている床や壁際などを綺麗に清掃し、【ツメダニ】の餌となる他のダニやホコリなどを取り除きます。
業者によっては、その際、床面に直接防虫シートや防ダニシートを敷き、その上に畳やカーペットを戻してくれるところもあるようです。
勿論、本格的な対策を取ろうと思えば、本格的な費用も掛かりますからね、その辺りはきちんと調べてから実践する事が大事でしょう。

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