【体臭】とは

【体臭】というのは、一言で説明すれば体の臭い、国語辞典にもはっきりとそう明記されています。
えっ、たったそれだけ!っと驚かれるかも知れませんが、嘘だと思われたら、一度調べてみて下さい。
勿論、辞書によって多少は異なりますが、【体臭】と引いて、それほど細かく解説されているものはないだろうと思われますね。
ただ、その辞書によると、【体臭】とはもう一つ別の意味があって、それは所謂鼻で嗅ぐ事の出来ない臭い。
ようするに個人を特徴付ける文章や言葉の言い回しを示す単語でもあるようです。
でも実際には、癖があるとか、アクが強いという表現はよく遣いますが、【体臭】がきついとか、臭いがするというのは余り一般的ではないような気がするのは私だけでしょうか。

【体臭】は一言で言えば体の臭いですが、実際にはいろいろな種類があります。
日本のように、昔から全身を湯船に浸けて入浴する習慣が乏しかった欧米では、必要不可欠な生活グッズだったんですね。

【体臭】は人間界では比較的嫌われがちなもので、何とか人目ならぬ、人鼻に付かないようにしたいと誰もが思うものです。
しかし、人間以外の動物にとっては、大切な個性であり、我が身を守ったり、求愛の強い味方だったりもします。
ただ、多くの場合、脂質の酸化が原因になっているらしく、そのメカニズムは随分明らかになって来ているそうですよ。
それに、流石に百科事典になると少々詳細で、【体臭】とは“尿や糞などの排泄物や汗などの分泌物などが元となって体から発せられる臭いである”と書かれているようです。
そういう意味では、東洋文化の中に根付いて来たお香もそうだったと言いますから、【体臭】は様々な文明を築いて来たという事に裳なるでしょう。
実際、便秘症の人は比較的【体臭】が強い傾向にあるという噂も存在します。
まあ人間の中にも、異性の腋や足の臭いに胸をときめかす事の出来るフェチというのは少なからずいらっしゃいますからね、必ずしも【体臭】大敵という訳ではないのでしょう。