2012年12月20日木曜日

【延命治療】の意思表示


【延命治療】というのは、途中で中止が認められるケースは非常に少なく、それは意思表示が大きなカギを握っています。
そして、肉体的苦痛を除去するための緩和措置を尽くし、他に代替手段がないなどの場合も、【延命治療】は中止できます。
治療方針を家族の意思に委ねるというのは、当然、本人も悪い気はしないでしょうから、【延命治療】の問題は、意志表示カードと共にこれをもって解決できる可能性があります。
確かに【延命治療】というのは、生きながらえるだけというイメージもあるのですが、大半の人が望んでいないというのは、ある種の驚きを隠せません。
そして、【延命治療】を避けるため、多くの人が、意思表示カードを望んでいることも、調査からわかっています。
例えば、 耐え難い肉体的苦痛があったり、死期が確実に迫っているような場合は、【延命治療】の中止ができますが、そこには意思表示が必要になります。
いずれらにせよ、治る見込みがない【延命治療】を続けるくらいなら、自らの意思表示で、【延命治療】を断つほうがいいかもしれません。
それにより、家族も【延命治療】にかかる大きな費用負担のプレッシャーから解放されます。
今後は、積極的に意思表示カードの案を具体的に進めていって、【延命治療】の問題を少しでも軽くすべきです。
患者本人に意思能力がない場合などは、【延命治療】をするかどうかは、家族に委ねるのがベストです。

【延命治療】を希望しないという国民が多い以上、後は家族に任せるか、意思表示カードに委ねるのが一番ということになります。
【延命治療】に関しては、全国各地で、今、意志表示カードが議論されていて、多くの高齢者から、検討が必要との声が上がっています。
そして、意思表示カードと共に、【延命治療】の実施については、家族に委ねるという方針も押し進めていくべきでしょう。
実際、意志表示カード作成を検討しているところもあり、今後は、【延命治療】を進めるかどうかは、本人が意思表示で示すことになるかもしれません。

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