2013年2月20日水曜日

【子宮頸癌】のウィルス


【子宮頸癌】の原因となっているのは、ヒトパピローマウィルスというウィルスで、これは皮膚と皮膚の接触によって感染します。
この中で【子宮頸癌】は、女性の癌では世界で2番目に多い癌なのだそうですが、なんとなく乳がんかなと思っていたので、驚きました。
ヒトパピローマウィルスが発見されたのは1983年ということなので、すごく最近になって【子宮頸癌】の原因というのが解明されたようです。
ウィルスの発見は1983年ですが、2008年度のノーベル生理学医学賞がハラルド・ツア・アウゼン名誉教授に授与されています。
そして、【子宮頸癌】は、他の癌とは違い、原因が解明されているのが大きな特徴です。
潜伏期間も長く、自覚症状もほとんどない【子宮頸癌】なので、定期的な検診を受けることが大切ですね。
ちなみに【子宮頸癌】の原因であるヒトパピローマウィルスを発見したのは独がん研究センターのハラルド・ツア・アウゼン名誉教授です。
このヒトパピローマウィルスは、通常、性交渉によって感染するウィルスで、約8割の女性が一生に一度は感染しているのだそうです。
ちなみにヒトパピローマウィルスは100種類以上のタイプがあるのですが、【子宮頸癌】の原因となるのは約15種類だそうです。
ちなみにヒトパピローマウィルスにはハイリスク型とローリスク型の2つのタイプがあります。
そして、【子宮頸癌】になる発がん性ヒトパピローマウィルスはハイリスク型ですが、実は約9割は自然消滅することが分かっています。
ウィルスには感染しても、【子宮頸癌】にまで進展するのは、ごく一部なんだそうです。
この【子宮頸癌】の原因、ヒトパピローマウィルスってなんかちょっとポップな名前だと思うのは私だけでしょうか。
また、現在では、予防ワクチンが開発され、世界100カ国以上で【子宮頸癌】の予防ワクチンが使用されています。

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