2013年2月8日金曜日

【過敏性腸症候群】に効く漢方薬


【過敏性腸症候群】の治療においては、漢方は全ての場合で適応となり、非常に有効とされています。
便秘下痢交代型の【過敏性腸症候群】では、漢方として、桂枝加芍薬湯が基本になり、よく使用されます。
便秘傾向の【過敏性腸症候群】の人には、漢方として、桂枝加芍薬大黄湯を使用し、下痢傾向の場合は、桂枝加芍薬湯を使用します。
時間がかかっても、漢方の方が体質から変えていくことができので、【過敏性腸症候群】には適しているのです。

【過敏性腸症候群】の人で、神経が過敏の人には、漢方として、香蘇散や半夏厚朴湯が効果的と言われています。
腹痛と腹鳴の強い【過敏性腸症候群】の場合は、漢方として、大建中湯を使用して、治療していきます。

【過敏性腸症候群】の治療には、西洋医学の薬を駆使しながらも、漢方を併せて服用すると、効果が期待できます。
【過敏性腸症候群】に対しては、西洋医学の薬では対処療法しか行えないのが現実なので、漢方が良いとされています。
下痢の症状を伴う【過敏性腸症候群】に対しては、半夏瀉心湯、真武湯、甘草瀉心湯などの漢方が良いとされています。
下痢と便秘が頻繁に起こる【過敏性腸症候群】の場合は、柴胡桂枝湯、小建中湯などの漢方が有効です。
便に粘液が混じる【過敏性腸症候群】の場合は、胃風湯の漢方が良く、便秘には、一般的に、十薬、麻子仁丸、加味逍遥散などが良いとされています。
ただ、漢方にも副作用があるので、【過敏性腸症候群】に使用する時は、体質に合うかどうかを調べる必要があります。
漢方だから必ずしも安心ということはないので、【過敏性腸症候群】に使用する時は、素人判断で購入してはいけません。
漢方外来に行き、漢方のエキスパートに相談しながら、【過敏性腸症候群】のための漢方を選ばなければなりません。

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