2013年3月16日土曜日

【禁煙外来】は保険適用


【禁煙外来】と言うと、保険が適用されないことから、費用負担が大きく、受診しにくいという難点がありました。
しかし、2006年から【禁煙外来】は、健康保険を使って禁煙治療が受けられるようになったのです。
1つの条件として、【禁煙外来】で保険を受けるには、タバコ依存症に係るスクリーニングテストで、ニコチン依存症と診断されなければなりません。
最終的なニコチン依存症の診断は医師が行うので、【禁煙外来】で保険治療が受ける場合は、医療機関を受診する必要があります。
また、1日の喫煙本数×喫煙年数が200以上でなければ、【禁煙外来】において、保険を受けることはできません。

【禁煙外来】は、禁煙を始めるのに最適で、それは保険が適用されるようになったからです。
ただ、【禁煙外来】で保険が適用されるためには、一定の条件を満たさなければならないので、注意が必要です。
保険適用される場合、【禁煙外来】では、補助薬として、医療用ニコチンパッチ、ニコチンガム、チャンピックスなどが使用されます。
そして、直ちに禁煙する意思があり、禁煙治療を受けることに文書で同意しなければ、【禁煙外来】での保険は適用されません。
こうした条件に全てに該当しなければ、【禁煙外来】での保険は適用されず、ニコチン依存症である喫煙者と認められません。
1週間あたりで換算すると、保険がきく【禁煙外来】は、1,000~1,400円くらいで治療できることになります。

【禁煙外来】で保険を受ける場合、過去に健康保険で禁煙治療を受けたことのある人は、前回の治療の初回診察日から1年経過していなければなりません。
一定の要件を満たせば、【禁煙外来】は保険が利用できるので、とても便利で、利用しやすくなりました。
これらの【禁煙外来】の補助薬の選択については、患者自身が、医師のアドバイスを受けながら、自分で決めることになります。

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