2013年4月2日火曜日

【発酵食品】とは


確かに鮒寿司とか韓国のエイを自然発酵させたホンオフェ、そして極めつけは三重県のくさや、この辺りの郷土料理は臭いだけで食欲がなくなってしまわれる方も多い事でしょう。
それに、近頃はお漬け物なんか食べないという子供たちが増えているため、ここにも【発酵食品】離れがあるのかも知れないと思われます。
確かに、今は食文化が発達し、冷蔵や冷凍による保存も容易な時代。
あえて【発酵食品】なんて食べなくても、いつだって新鮮な物が溢れかえっていて、お総菜には困らないという現実があります。
それを考えると、日本には本当の【発酵食品】嫌いの人なんて、そう多くはないんじゃないかと思われますね。
世界中で遙か古の時代から重宝されて来た技法と食材で、我々人類の文化の命を支えて来たと言っても過言ではないでしょう。
そんな【発酵食品】、嫌いだといいながらも、実は本当は好きだったりなんかする人も多いんですよね。
例えば、チーズをつまみながらワインを飲むとか、毎朝ヨーグルトを食べると言った習慣は、今や日本人にもすっかり定着しています。
もっと分かり安いところで言えば、お味噌汁に納豆ご飯のいかにも日本らしい朝ご飯、トップアスリートたちのパワーの源としても知られる朝ご飯です。
この朝ご飯の献立なんかは、正しく【発酵食品】のオンパレードですよね。
日本人なら味噌汁が苦手と言う方は少ないでしょうし、最近は関西人でも平気で納豆を食べます。
苦手だなんて決めつけるのは、実に怠慢な話、今一度関連のブログやサイトでいろいろと調べるべきでしょうね。
また、最近はこの【発酵食品】の持つ抗酸化作用やアミノ酸パワーなどが美容的観点からも医学的観点からも見直され、新たな人気と話題を集めているのです。
そのチーズもワインもヨーグルトも、ついでにパンも含めて世界を代表する【発酵食品】。
しかも、身近にいろいろな【発酵食品】があって、自分の好物も多いとすれば尚更の事です。

【発酵食品】は微生物や植物が持つ化学変化を借りて、ある意味全く新しい加工品を作る実に素晴らしい技術です。

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